第11章 獅子、走る

『ガオライオン……お願い、マーベラスたち、信じて』

ガオライオン「………」

『マーベラスたちは、記憶のない、私のこと、見捨てないで、くれた。いっぱい、教えてくれた。すごく、優しいんだよ』

ガオライオン「ｶﾞｫｫｫ！！」

『…！』


ｸﾞﾝｯ


『わ…！』

急に走り出すガオライオン

雲を抜けて一直線に走る

その先にはゴーカイオーの姿が

『認めて…くれるの…？』

ガオライオン「ｶﾞｫｫ」

『あり、がとう…！』


―――――


ゴーカイオーの中でガオレンジャーの鍵が光った

ハカセ《ガオレンジャーの鍵が…！》

アイム《ライオンさん、わかってくださったんですね！》

ハカセ《うん！》

ルカ《まーた2人だけ何か知ってる感じ〜？》

マーベラス《まぁいい、早速使わせてもらうぜ！》


《《《レンジャーキーセット！》》》


《牙吠！！》


バウザー《な、何だ…！》



『みんな…！』


ルカ《！？》

アイム《ライオンさんと一緒でしたんですね》

ハカセ《よかった〜、心配したよ！》

ジョー《ケガがないならいい》

マーベラス《遅くなって悪かったな》

『ううん、大丈夫。ガオライオンが、いたから』


ガオライオンはを地上に降ろした

『ありがとう、ガオライオン』

が優しく撫でると、ガオライオンはバウザーへ向かって行った


走「あの子は…」




ガオライオンはバウザーに爪攻撃


アイム《ライオンさん、素敵！》

ハカセ《うん！》


バウザー《ウゥ…！！》


ガオライオン「ｶﾞｫｫｫ…！」

ガオライオンはゴーカイオーを見ながら小さく吠える

ハカセ《もしかして…合体できるんじゃない！？》

ルカ《え？》

ハカセ《ライオンさん、ありがとうございます》

ジョー《ﾌｯ…》

マーベラス《よっしゃ、ど派手に行くぜ！！》


ゴーカイオーの足が外れ、ガオライオンと合体


《《《完成！ガオゴーカイオー！》》》


バウザー《この…！スゴーミン！》

スゴーミンはバイクに変形

ルカ《何これ…ウザっ》

マーベラス《面白れぇ》


突っ込んでくるバイク型スゴーミンを斬りつける

そして光線攻撃も全て避ける

あっという間にスゴーミンたちを撃破した