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海賊戦隊ゴーカイジャー

第30章 翼は永遠に




ガイ「実は…ジェットマンにはいくつか謎があるんです。その1つが、消えたブラックコンドルの件で…。その人の名前が…結城凱」

「「「…!」」」

ガイ「でも…何で俺にだけ見えなかったんだろ…。一体何がどうなってるんだ…」



真夜中

マーベラスが静かに船から出ていくのを見たは、後ろを静かに追いかけた

公園で剣を振り回すマーベラス

結城「おいおいどうした、こんな夜中に」

マーベラス「!」

『…!』


マーベラス「結城凱…!返せ…モバイレーツを…!」

結城「ダメだ。自分でもわかってるはずだ、今のお前に戦う資格はない」

マーベラス「何…!?」

結城「偉そうに海賊なんて名乗ってるくせに、お前びびってるだろ。全く情けない奴だ」

マーベラス「ふざけんな…!誰がだ!」

マーベラスは結城の胸ぐらを掴む

結城「ったく…ガキだな。自分の弱さと向き合えないとはな」

マーベラス「…っ」

結城「今のお前じゃ、ジェットマンの大いなる力を使いこなせやしねぇかな」

結城は歩き出す

マーベラス「待ってくれ!」

マーベラスはその後を追いかけた


『……』

もその後を追いかけた



着いた場所は花が咲き、霧の立ち込める不思議な場所


『ここは…』

遠くにマーベラスの姿が

『マーベラス…!』

マーベラス「…!何でここに…」

『ごめんなさい……気になって…』

マーベラス「ハァ…」

マーベラスはの頭を撫でた


2人で結城凱を探すが、見当たらない


『マーベラス……これ…』

結城凱の名前が入った墓石だった

マーベラス「結城…凱……どういうことだ…」


ガイ「やっぱり……死んでいたんですね」


『みんな…』

マーベラス「そんな…バカな…」

アイム「信じられません…」

墓石の周りには花や野菜、タバコやお酒などが置いてあった

ガイ「きっと…他のジェットマンの皆さんからですよ。毎日のように来てるんですね、ここに」

「「「………」」」

ガイ「分りました…。なぜ結城凱さんが…ジェットマンの皆さんを探すのを邪魔したのか…。結城凱さんと他のジェットマンの皆さんは、今も強い絆で結ばれている。だからこそ凱さんは他の4人を戦いに巻き込みたくないんですよ…。普通の暮らしをしている…仲間たちを」


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