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海賊戦隊ゴーカイジャー

第5章 勇気を魔法に変えて~マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ~




走って岩から逃げる

ハカセ「追いつかれちゃう〜!」

マーベラス「止まれ!」

ハカセ「えぇっ!?」

マーベラス「突っ込むぞ!」

ハカセ「突っ込む!?」

マーベラスはゴーカイサーベルを出し、地面へ投げた

そしてハカセとを掴み走り出す

マーベラス「うおおおお!伏せろ!」

投げ刺したゴーカイサーベルの側で伏せた

岩はゴーカイサーベルの上を通り、マーベラスたちの頭上を超えて転がっていった

『マーベラス、すごい』

ハカセ「ひぃぃ…もうヤダァ……」

マーベラス「面白れぇじゃねぇか」

マーベラスはハカセを立たせて歩き出した



外へ出てようやく男のいる場所へ着いた

マーベラス「ついに追い詰めたぜ」

「ん?まだここまで来てないよ?」

男がいるのは向かいの断崖絶壁

マーベラス「楽勝だ。なっ」

ハカセ「えっ?」

ハカセが崖下を覗く

下では尖った岩場に波が激しく打ち付けていた

ハカセ「うわぁ…!ぼ、僕には無理…!」

ハカセは岩場にしゃがみ込んだ

マーベラス「しょうがねぇなぁ…」

マーベラスは助走の距離を取った

ハカセ「まさか…マーベラス…!」

マーベラスは走り出し、崖を飛んだ

マーベラス「はぁっ!」


サラマンダム《はああぁぁぁ!!》

しかしサラマンダムが反対側の崖から飛び出し、マーベラスを捕まえた

マーベラス「何!?うわっ!」

『マーベラス…!』

サラマンダム《ちょうどいい、お前から先に片付けてやる!》

マーベラスはゴーカイサーベルで攻撃、サラマンダムは崖下に落ち、マーベラスは壁にゴーカイサーベルを突き刺した

ハカセ「マーベラス!!」

マーベラス「俺は大丈夫だ!それよりとっととあいつを捕まえろ」

ハカセ「えぇ!?僕が…!?」

マーベラス「さっきの俺みたいにやりゃあいいんだ」

ハカセ「ダメだよ…!僕にはそんな勇気ない…!」

マーベラス「なくても出せ!宇宙最大のお宝のためだぞ!」

「………」

ハカセ「……っ……ダメだよぉ…!」

『ハカセ、一緒に、飛ぼう』

ハカセ「えっ……?」

『急がないと、マーベラスが危ない』

ハカセ「…!」

ハカセがマーベラスのいる壁を見る

壁はひび割れを増し、今にも崩れそう

『たぶん、さっきの丸い岩、だと思う。助けないと、マーベラスが…』



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