第26章 愚かな地球人
そこにゴーミンを引き連れたセンデンが襖を開けて現れた
店主・母親「!!」
センデン《お前たち全員!さっきはよくも邪魔してくれたな!借りを返しに来たぞ!》
マーベラス「待て。今…大切な話をしてんだ」
センデン《んん…?》
マーベラス「ちょっと待て」
センデン《…いいだろう。全員待機!》
ゴーミンたちは座る
『待つんだ』
マーベラス「続けろ」
ジェラシット《ハァ……もういいよ。立派な宇宙人初のたこ焼き屋になって、ザンギャックの奴らを見返してやろうと思ったけど…所詮俺はザンギャックに見捨てられた粗大ゴミ…。地球人からは生ゴミ扱い…》
センデン《おい、今何て言った》
ジェラシット《だーかーらー、地球人からは、生ゴミ扱い》
センデン《お前を生ゴミ扱いした地球人って誰だ》
ジェラシット《このおばさん》
母親を指差す
母親「!…何か文句あんのかい!」
センデン《ザンギャックは宇宙最強だ!それをペットどころか、生ゴミ扱いだと!?》
ジョー「お前たちが粗大ゴミにしたからだろ」
センデン《うるさいうるさいうるさい!待機命令中止!その地球人をやっつける!最新兵器、ザンギャックバズーカの威力を見ろ!》
「「「『!』」」」
立ち上がり母親たちの前へ出る
「「「ゴーカイチェンジ!」」」
センデン《発射!!》
《ゴーカイジャー!!》
母親たちを連れて近くの空き地に避難
セメントで出来た大きな土管の中に隠す
ガイ《ここに隠れててください!》
アイム《さぁ中へ》
母親「ちょっと何すんの!」
ガイ《いいから早く》
センデン《おのれ〜〜!》
マーベラス《ったく、好き勝手やりやがって》
ドォンドォンドォン!!
マーベラスの攻撃でゴーミンが倒れる
セメント《やれぇ!》
アイム《さん!ここをお願いします!》
『うん、わかった。クリスタルロッド!』
ジェラシット《あぁ…あの…!》
皆はゴーミンやスゴーミンを圧倒
も土管に近づくゴーミンたちを蹴散らす
ジェラシット《俺はどうすればいいんだ…ペットになることもできず…たこ焼き屋になることもできず…ハァ…》
母親「暑い…暑い、熱中症になっちゃう」
土管から出る母親
『ちょっと…!』