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海賊戦隊ゴーカイジャー

第26章 愚かな地球人




ジェラシット《あぁこちらこそすみません…あぁいえいえいえ!俺がたこ焼きを食べたいばかりに…》

ハカセ「そんなにたこ焼きが食べたいなら…たこ焼き屋さんの弟子になれば?」

ジェラシット《たこ焼き屋さんの…弟子?》

アイム「いいと思います!宇宙人初のたこ焼き屋さんなんて…何か素敵です!」

ジェラシット《宇宙人初のたこ焼き………俺になれるかなぁ〜…》

ハカセ「なれるさ!ジェラシット!自信を持って!」

ジェラシット《…!》

ジェラシットはマーベラスとジョーを見る

2人は親指を上げてグッドポーズ

ルカとアイム、も頷く

ガイも指差し頷く

ジェラシット《うんっ!自信を持った!と言うわけでご主人様、あぁじゃない、師匠!弟子にしてください!》

頭を下げるジェラシット

ハカセとアイムも頭を下げる

店主「うーん…俺はいいけど…お袋が何て言うかなぁ…」


説得のために7人とジェラシットは店主のお家へ


襖を開けて母親が現れた

母親「ハァ…」

ジェラシット《あっ…!俺を生ごみにした…!》

『生ごみ…?』


母親「フンッ、あたしゃ反対だよ」

ジェラシット《ど、どうして…!俺が粗大ゴミだったからか…!?生ごみだったからか!?》

母親「まぁそれもあるけど…」

ガイ「それもあるんだ…」

アイム「お母様、それは偏見ですわ」

母親「フッ、宇宙人をたこ焼き屋の弟子にしようなんて、あたしが許しても!保健所が許可しない!」

ハカセ「保健所って…」

母親「大体宇宙人って、トイレに入っても手を洗わないって言うじゃない!」

ジョー「誰が言ったんだ…!洗うに決まってるだろ」

ジェラシット《俺も洗う!洗う洗う!》

母親「歯だって磨いているかどうかわかんないね〜!」

ジェラシット《磨いてるって!》

しかし店主は面倒で磨いてなかったよう

ジョー「お前は磨けよ」

店主「はははっ、明日から磨く」


母親「…ノブユキ!」

店主「はい…」

母親「女手一つでお前を育てて20年…!地球の文化でもあるたこ焼き屋の伝統を守るためにも…宇宙人を弟子にするわけにはいかない!」

ジェラシット《くぅ…っ》

ルカ「だから、それが偏見だって言うの!」

母親「………」

ジェラシット《ハァ…》



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