第25章 人の命は地球の未来
『この子を救いたいのは…ルカだけじゃないよ』
アイム「もっと頼ってください!もっと信じてほしいです。私は…いつまでも守っていただくばかりの妹分でいたくありません…!」
ルカ「アイム…」
『私も……まだ全然頼りないかもしれないけど…できること何でもやるよ?』
ルカ「…。そうだね……そうだよね。あんたたちは…あの子とは違うんだもんね…」
アイム「………」
ルカ「どうしよう、どうしたらいい?」
ルカはアイムとの手を握った
アイム「………」
『……魔法』
ルカ「え…?」
『魔法、使おう』
バスコ「しょーがない、力づくってのは好きじゃないけど」
バスコは救急車に銃を向ける
マツリ「………」
後ろのドアを開けてマツリ1人が出てきた
そして救急車は走り出す
バスコ「そんじゃ遠慮なく」
―♪―♪―♪―!
バスコ「…あれ?」
ラッパを吹いても何も起こらない
―♪―♪―♪―!
バスコ「……おいお姉さん、あんた…大いなる力はどうした…?」
マツリ「どうもしていません」
バスコ「フッ!」
バスコの振り払う腕を止めるマツリ
攻撃を避けるが蹴り飛ばされて地面に転がる
バスコ「お前は…」
マツリ「フッ」
マツリの姿からマジピンクの姿へと変わる
ルカ《フッ!》
アイムの後ろからバスコ目掛けて蹴りを入れようとしたが、サリーに阻止された
『動かないで』
バスコの背後にクリスタルロッドを突きつける
バスコ「ちゃん……見えないと思ったらそんなところにいたの?」
『動かないでって言ってるの』
バスコ「ごめんねぇ」
ガッ!
『!』
ロッドを掴まれ吹き飛ばされる
ルカ《!》
『平気』
バスコ「やるじゃん。一体どんな手を使った」
ルカ《すばり、魔法よ》
アイムがマジピンクへと変身し、マツリの容姿へ変わる
そしてマツリの代わりにアイムが囮となった
バスコ「そんな手があったとはねぇ。覚えておくよ」
パチンッ
バスコが指を鳴らすと3体のレジェンド戦士がルカたちへ向かってくる
『!』
も急いでルカたちの元へ
バスコ「行かせないよ、ちゃんは」
『邪魔しないで』