第5章 勇気を魔法に変えて~マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ~
ガレオン船は上空を飛んでいた
ハカセは見張り台にいるルカに電話して
ハカセ「そっちはどう、ルカ」
ルカ《うん……雲が急に増えてきた》
ハカセ「参ったなぁ……」
モニターが故障したらしく、映像が乱れている
ハカセ「早く直さなきゃ船が進めなくなっちゃう…」
ナビィ「当テズッポウデ行キ先決メルカラダヨ〜!」
ジョー「お前のナビゲートが外れたからだろ」
ナビィ「エェ〜!オイラノセイ〜!?」
ハカセ「何なんだろう…こんな乱れ方初めてだよね」
アイム「しかも突然ですものね…」
『ザンギャックが、邪魔、してる?』
マーベラス《奴らがそんなに暇とも思えねぇがなぁ…》
ルカ《あぁ〜…!もうダメ!全っ然見えない!……何か来る…何…!?…キャーーー!!》
ドォン!!
大きな衝撃がガレオン船を襲った
アイム「きゃあ!」
『!』
揺れに耐えきれず地面に転ぶ
ナビィ「何ダ!?」
ルカ「ザンギャックの戦艦よ!」
マーベラス《何だって!?》
ガレオン船はスピードを出して離れるがザンギャックの戦艦はガレオン船に発砲
マーベラス《何のつもりだ……ガレオンキャノン!》
攻撃は戦艦に当たり、撃墜した
マーベラス《うわっ!》
『わ…』
ジョー「…!」
ジョーがを抱きしめ衝撃を防いだ
『あり、がとう…』
ルカ「ジョーナイス!」
アイム「危なく頭をぶつけてしまうところでしたね」
椅子の足に頭をぶつけるところだった
『ぶつけたら、血、出てたね。ありがとう、ジョー』
ジョー「あぁ」
攻撃を受けたガレオン船は不時着してしまった
ハカセ「いや〜…いきなり酷い目にあったなぁ…」
アイム「大丈夫ですか?」
ハカセ「やっぱり…ザンギャックを怒らせちゃったからだよ……。幸いガレオンは大丈夫そうだし、今日のところは大人しく退散した方がいい…」
ドォンドォンドォン!!
突然の発砲
《よくも邪魔を!なぜ我々の作戦がわかった!》
ジョー「ぶつかってきておいてふざけるな」
ルカ「そーよ!あんたたち何かと関わる気ないっての!」
《問答無用だ!》
マーベラス《ハァッ!》
ガレオン船からマーベラスが降りてきた
マーベラス《何だか知らねぇが、売られた喧嘩は買うぜ!》