第4章 この星の価値
ハカセ「ザンギャックの奴ら……地球と月の間に艦隊司令部を置いたか…」
ハカセはモニターに映した映像を変えること見ながら呟いた
ルカ「完璧に居座るつもりね」
ナビィ「ドウスルドウスル〜♪君ナラドウスル〜?」
アイム「この星の人々の安全な暮らしが守られ、平和を維持できるのか……大変気がかりですね」
ナビィ「デスネ」
ジョー「それはこの星の人間が考えればいい」
ルカ「そうそう、アタシたちはお宝探しをどうするかよね。うっかり戦っちゃったから、尚更目ぇつけられちゃっただろうし?」
マーベラス「とっととお宝手に入れて、この星から逃げるしかねーな。おい鳥、占え」
ナビィ「鳥ジャナイヨ〜!ナビィダヨ〜!」
マーベラス「いいからやれ」
ナビィ「バサッ、バサッ」
ナビィは羽を広げた
ナビィ「レッツ、オ宝ナビゲ〜ト!」
勢い良く上へ飛び、天井へ頭をぶつけた
ナビィ「グッ……黒〜イ服ヲ着タ人間ガ、イイコトヲ教エテクレルゾヨ〜〜。ッテナ感ジー!」
ジョー「何だそれは」
ルカ「漠然としてるなぁ」
ハカセ「でも他に手がかりもないし」
アイム「黒い服をお召しになったどなたかを探せば良いのですね」
『人探し、だね』
―――――
マーベラスたちは地上に降りて人探しを始めた
アイム「人通りが多いのはまずはこの辺ですか…」
ハカセ「うーーん……黒い人黒い人……」
ルカ・ハカセ「あ!いた!」
『?』
ルカ「え?」
ハカセ「え?」
アイム「え?」
辺りには黒い服を着た人たちばかり
ハカセ「えぇー……えぇー…!?」
アイム「黒い服を着た人たちばかりですけど…」
マーベラス「何だそりゃ」
「あのー、すいません!宇宙海賊の皆さんですよね?」
橋の下から自転車に乗った少年が話しかけてきた
マーベラス「それがどうした」
「僕知ってます、宇宙最大のお宝の在り処!」
「「「!」」」
ルカ「黒い服だし…もしかして…!」
少年に案内され港まで来た
「宇宙海賊すごいです!」
ジョー「どっかで見てたのか」
「はい、途中で何度もスーパー戦隊に変身して!」
ルカ「スーパー戦隊?何それ」
「えっ…知らないんですか?ゴレンジャー、シンケンジャー、マジレンジャー…どれも伝説になってる地球のヒーローですよ!」
ハカセ「ほぉ〜…」