第18章 激突！戦隊VS戦隊

ルカ「だって死にたくないもん！だったらアタシは命を取って、マーベラスを捨てる」

ルカは立ち上がった

アイム「ルカさん…！」

ルカは縛られた後ろの手で合図を送る


バスコは笑顔で近づく


ルカ「ねぇ、だから…」

バスコ「よーーし分かった！……って、言うと思った？」

ルカ「…！」

バスコ「悪ぃな、俺人信じてねぇんだわ！」

アイム「信じてないって…なぜ…！？」

バスコ「なぜって……人信じて何か得することあんの？うっかり信じた相手が俺みたいな奴だったら……いろんなもの失っちゃうよ♪マベちゃんみたいに…♪」

「「「………っ」」」

バスコ「牢屋に入れる前に面白いもの見せてあげるよ」

ジョー「面白いもの……？」


バスコはに近づき、座らせる

バスコ「起きて、ちゃん！」

『う……』


ルカ「…！」

アイム「さん…！」

バスコ「感動の再会だねぇ〜。ちゃん、ほら♪」

『あ……！』

バスコは瓶を見せた

ハカセ「それ……！！」

ジョー「の…記憶のカケラ…！」

『やだ……！！やめて……！！』


ルカ「…？」

バスコ「ごめーん、手が滑っちゃった…♪」


ﾊﾟﾘﾝｯ…！


瓶は割れ、カケラがの中へ

『いや…！！やだ…！！』

バスコ「あるかなぁ…、俺の探してる記憶…♪」


―――――


『お父さん！お母さん！』

「！」

「をどうするつもり！！」

「この子の生体は調べる価値があります！」

『離して！』

「を離しなさい！」

「お前らに渡さない！返せ！」

「わかってください！」

「我々の研究に最適な生体だ！！」

「邪魔しないでください！！」


1人が手に持つナイフが父親の腹を突き刺した


『！！』


「あなた！！」

「我々の研究を邪魔するのなら…！」

『お母さん！！』


母親も刺され、地面には血溜まりが

『嫌……！嫌だよ……！！』


「早くしろ！ザンギャックの艦艇がこちらへ向かっている！」

『お父さん！お母さん！』

「連れて行け！！」

『嫌ああああああああ！！』