第18章 激突!戦隊VS戦隊
ウィーン……
扉を開けて入るジョーたち
鎖で縛られ、身動きができない状態に
ルカ「…!?!!」
アイム「さん!」
ハカセ「!!」
ジョー「お前……!何をした…!!」
ぐったりと倒れているに駆け寄った
バスコ「何もしてないって。今は眠ってるだけだよ〜」
バスコはマーベラスに電話をかけた
バスコ「やっほ〜いマベちゃん、元気?………もちろん!声、聞いてみる?」
バスコは電話口を向けた
アイム「マーベラスさん!」
ハカセ「マーベラス!」
ルカ「大丈夫、ちょっと縛られてるけど…みんな無事。でも…が…」
マーベラス《が…!?》
ジョー「眠らされているだけ、らしいが…」
マーベラス《んだと……!》
バスコは立ち上がり、ジョーを見つめる
バスコ「フッ」
そしてそのままジョーを蹴り飛ばした
バスコ「おっとぉ!足が滑っちゃったぁ〜!ごめんな。ってことでマベちゃん、俺と取り引きしない?こいつら4人と引き換えに、あの日俺が手に入れるはずだったものを全部寄越しな」
「「「…!」」」
バスコ「全てのレンジャーキーとゴーカイガレオン。ナビィとちゃん。宇宙最大のお宝探しに必要なもん全部だ。どう?簡単っしょ。………あれ?あれれれれ?まさかマベちゃん、迷ってる?まぁ俺はどっちでもいいけどね。この取り引きがダメなら、また他の手考えるし。あぁ、こいつらザンギャックに売っちゃうよ?せめて賞金くらい欲しいもん。考える時間やるよ。良い答えを期待してるからさ♪そんじゃ」
バスコは電話を切った
バスコ「おっとぉ…!熱烈な視線!」
ジョー「宇宙最大の宝を手に入れるのはあいつの夢だ…!大事な人との約束なんだ……その夢を…簡単に捨てられるわけないだろう…!」
バスコ「フッ……だったらお前らを捨てればいいんじゃね?」
「「「……!」」」
バスコ「何かを得るには…何かを捨てなきゃ」
「「「…………」」」
ルカ「……そうね。あんたの言う通りだわ」
サリー「ウキッ?」
ルカ「ねぇバスコ、アタシを雇わない?」
ジョー「…!」
ハカセ「え…!?」
アイム「ルカさん…!?」