第16章 いまも交通安全
―――ガレオン船―――
マーベラスはいつもの椅子で
はそのマーベラスの足元で
ジョーは腹筋台で
ハカセは椅子で
ルカとアイムはソファーでみんな眠っていた
ゴンッ!!
ナビィが飛び上がり、天井に頭をぶつけた
その音でみんな起きた
アイム「どうしたのですか…?ナビィ…」
ナビィ「キタキタキタキター!来ナハッター!皆ノモノ、交通安全ニ気ヲツケルゾヨ」
マーベラス「交通安全…?」
ジョー「フッ……海賊が交通安全に気をつけろって…」
ルカ「意味分かんないんだけど…」
『こー…つー……あんぜん…って何…?』
―――――
買ってきた交通安全教本を見ながら実践
ルカ「横断歩道は手を挙げて渡ろう」
みんなは手を上げて青信号を渡る
ルカ「…マーベラス」
マーベラス「あ?」
ルカ「片手でいいみたいよ」
マーベラス「早く言え…!」
ジョー「こんなことをして、本当に大いなる力が見つかるのか?」
アイム「さぁ……」
「「「『無理な横断はやめましょう』」」」
「「「『駐車違反はやめましょう』」」」
「わかってるよ!」
違反を注意しまくる海賊たち
マーベラス「アイム、自転車も駐車違反か?」
アイム「さぁ…」
「うわああああああぁ…!」
陸橋の上でゴーミンたちから逃げる男性がいた
ジョー「ザンギャックだよな」
マーベラス「何やってんだ?」
アイム「とにかく行きましょう!」
マーベラス「あぁ」
みんなはザンギャックたちを追う
ドォンドォンドォン!!
変身してゴーミンたちを攻撃
ジェラシット《邪魔をするな!》
追いかけられていた男性は近くのベンチに体育座りして光景を眺めていた
「これが…海賊戦隊ゴーカイジャー…」
アイム《これで行きましょう》
《《《ゴーカイチェンジ!》》》
《ジューウレンジャー!!》
ジョー《トリケランス!ハァッ!》
ルカ《サーベルダガー!ハァッ!》
ハカセ《モスブレイカー!おりゃっ!》
アイム《プテラアロー!》
マーベラス《龍撃剣!ハァッ!》
『えいっ、じゃ、まっ!』
「いいね……」
ゴーミンたちを全て撃破した
ルカ《楽勝楽勝》
ジェラシット《暴力はやめなさい!暴力をやめないと、暴力するぞ!》