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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第62章 ❤︎ 射精管理 孤爪研磨


肌を覆ってい服を取り払われた後は、互いの素肌を共有する。重なった部分はしっとりと汗をかき始めて私の呼吸は荒くなっていく。

「研磨…」

私を横目で見て首筋から鎖骨に向かいキスをしてきた。慣れない場所への口付けは身体の奥がきゅんと疼く。無意識に上擦った声は湿っぽさも含んでいて、研磨は今夜も何も言わずに淡々と行為を進めていくけど、しんと静まった空間にベッドの軋む音やお互いの吐息だけが聞こえてくるのは逆に羞恥心を煽って緊張感が増していく。そのせいなのか、胸の突起に研磨の指が触れただけでも思わず声が出てしまう。

「あ…っ」

突起をきゅっと摘まれ身体が反射でびくっとした。視線だけで私の反応を確認して、次は胸に顔を近づけると舌で乳首をぺろっと舐める。ぎゅっと目を閉じてなるべく声を出さないように手で口元を抑える。

「んッ、… っ、……」

泣きたくなるほどに感情は高まっているのに快感には逆らえず体は小刻み震える。まだ発散できない快感は下半身の熱を上げていくだけでもどかしい。でも〝こうして欲しい〟なんて言えないからもどかしさで胸は苦しくなる。

「いちか」

不意に名前を呼ばれ口元を覆っていた手を解かれたかと思うと、何も言わずに口付けてきた。噤んでいた唇を強引に研磨の舌先が侵入してきて貪るようなキスを受ける。キスで翻弄されている間に無防備な下半身はショーツを脱がされてそのまま割れ目を指でなぞられる。

「ん、ぅん…っ」

体はのけ反るように大きく跳ねた。細くて長い指先は感じるところをピンポイントで触れてゆっくりと掻き回す。

「やだ、…だめっ」

びくびくと震える体はしっかりとホールドされて逃げる隙も与えてくれない。研磨は私の反応を満足そうに見つめるだけで、一方的な愛撫だし、強弱をつけられる度に翻弄されっぱなしだ。ずるい。こんなの、思考がおかしくなっちゃいそうだ。

「い、っちゃいそ…」
「ん、…いいよ?」

普段じゃ絶対に聞けないような甘い声は耳元にダイレクトに流れた。その後すぐに頭は真っ白になって快感の波に溺れた。
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