• テキストサイズ

(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第48章 ❤︎ 処女相手にあまぁいセックスをするイケオジ岩ちゃん


今年の12月25日は土曜日。19時も過ぎればイルミネーションで彩られた駅前の人混みはピークだろう。聞こえてくる路上ミュージシャンは行き交う恋人たちへ向けたクリスマスソングを滑らかに歌い上げる。

笑顔に満ち溢れたカップルや家族連れの賑やかな声に囲まれて、疲れ切った表情とスーツ姿の自分と10歳年上の先輩でもある岩泉さんは恋人でもないし明らかに場違いだった。

「よりによってこんな日に研修なんてついてないですね。この幸せそうな人たちと同じ世界にいるなんてとても思えません」
「仕方ねぇべや。仕事なんだから」
「そうですけど…。でもお弁当の数だって業者の間違いで食べ損ねちゃったんですよ?そんなこと有りえます?……代わりにパンを貰えたんでいいですけど」
「なら言えよ。半分分けてやったのに」
「そういう先輩はいつも人の三倍は食べてるじゃないですか?そんなことできません」
「じゃあ腹減ってんだろ?」
「はい」
「なんか食って帰るか?」
「ほんとですか?…。。でも今日はさすがにもうどこもいっぱいじゃないですか?」
「客だってずっと飯食ってるわけじゃねぇだろうし待ってりゃ空くだろ。たまには奢ってやるから」
「いいんですか?」
「たまにはな。いつも何かと手伝ってもらってるからし」
「ならお言葉に甘えて。パンも美味しかったけどもうお腹ペコペコなんです」
「んじゃ行くか」
「はい」

駅前だから飲食店は多かったけどどこも当たり前に賑わっていた。温度はぐっと下がってきて吐く息は白い。人が多いせいか先輩との距離も近くて改めて感じる身長差も意識してしまう。もちろん先輩は既婚者だしそういう対象として見ちゃいけないのは分かってたけど、密かにずっと好意を寄せていた相手だった。
/ 1333ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp