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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第5章 ❤︎ 三日間ハメまくった記録 黒尾鉄朗


薄いタオルケットで二人で包まって乱れた髪を直すように撫でながら腕の中でいちかの穏やかな息遣いを感じていた。彼氏のいる女の子を抱くのは初めてで今までもタブーは犯さなかったのに、“あー、やっちゃったなぁ”と悪戯をしてしまった感覚で不思議と罪悪感は感じていなかった。

「鉄朗」
「んー、何?」
「あと二日、一緒にいようよ?」
「本気で言ってる、それ?」
「沢山エッチしたい」
「なんだよ、それ」
「ダメ?」
「いや、いーよ?…お前がもういいって言っても止めないけど」
「ほんと?そんなにいっぱいしてくれるの?」
「そんな嬉しそうな顔して言うなって」
「だって気持ちよかったんだもん」
「お前が望めばしてやるよ?」
「我儘だけど、鉄朗と居たい」
「ちゃんと居てやるから安心しろ」
「…少し休もう、な?」
「寝てる間に帰ったりしないでよ?」
「しないから。今ここで仮に彼氏が帰ってきたとしてもちゃんと殴られてやるから」
「恰好良すぎじゃない?」
「恰好悪いって…。でも帰ったりしないから。そこは信用してていから」
「…うん、そうする。…傍に居てね」
「…ん、…了解」

心地よい肌とキスの感触。“俺と居たい”の言葉の意味を無理に今追及しなくてもいい。

ただ今は俺もいちかと一緒に居たいし、いちかが望むだけ抱きしめていたかった。

いちかと呼吸を合わせるように俺も眠る様に目を閉じた。




目が覚め気が付けば日もすっかり傾いていて、暗闇に染まるグレーの雲の隙間から名残惜しそうにオレンジ色の光が射しこんでいた。




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