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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第25章 ❤︎ 黒尾先生との逢瀬


意識を飛ばしたのかいちかはそのまま眠っていた。ベッドで寝かせながらテラスへと続く窓を開ければ5月の爽やかな風が入ってくる。こうやってゆっくりと寝顔を見てられるのも初めてだった。飲みかけのミネラルウォーターで口を潤しながら穏やかで甘い時間を過ごしていた。

「……あれ?」
「起きた?」
「先生…」
「二回目の後、気失ってたぞ?」
「そうなの?」
「体、平気か?」
「うん。…でもお腹すいた」

初っ端から抱き潰す勢いで抱いたのに僅かな時間で回復したようでこれも若さ故ってやつ?

「なんか注文してやるから何がいい?」
「じゃあ、……アイスとパフェと、あとパンケーキも…」
「なんならそれにフルーツの盛り合わせでもつけましょうかお嬢さん」
「うん…」
「そんなに食えんの?」
「だって可愛いカフェとかデートできないでしょ?だから今日まとめてしようかと思って」
「なるほど。じゃあ注文しといてやるからその間に水分とっとけよ」

ボトルのミネラルウォーターを渡す。バスローブに身を包んですっかり回復したいちかはいつものマシンガントークで学校での出来事や愚痴なんかを話始める。ころころと変わる表情を眺めながらいちかの話を聞き入っているうちに暫くすると次々に注文した品が運ばれてきた。

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