第16章 ❤︎ ツインズに満員電車で意地悪される? 宮侑・宮治
「…秘薬?」
「やらしいことがしたなる薬がちょーっとだけ入ってん。友達にもろたからいちかちゃんで試そうかなと思て」
「誰にでもやらせてんやろ?せやったら俺らやてええやん」
「誰がそんなこと言うてんの?」
「それは俺も知らんけどそれがほんまやったらええなと思て。こんなやらしい体させてるんやし俺らもシェアさせてや?」
そう呟きながらサムがいちかちゃんの頸に顔を埋めて唇を這わせていく。“嫌”と抵抗するもすぐに俺にしがみつくように身を寄せ小刻みに震え始める。
「このままここで少し弄ってもええ?そしたら楽になるで?」
サムが両胸を鷲掴みしして頂点辺りを人差し指で円を描き、俺は限界まで体を密着させてスカートを託しあげた隙間から両足の中心に手を忍ばせた。そこは想像以上の蕩け具合で思わずニヤけてしまう。
「やっぱ体は素直やな」
「濡れてんの?」
「熱くてとろっとろ…。俺の指溶けんのちゃう?」
「へぇ…、いちかちゃんいつから感じてたん?」
「そんなん、分かん、…ない」
「分からんけど感じてんや。それって俺らにちょっとでも欲情したってことでええんやんな?」
「それやったらほんま可愛えって、俺のいちかちゃん…」
「待って、いつからツムのモンになってん?」
「今は俺らのもんやん。なぁ、もっと奥も指で犯してええ?こんな入り口だけ出し入れしたって物足りんやろ?」
「や、いや…っ」
「なんで?気持ちようなりたないん?」
「こんなとこで無理やから…。止めて?」
今にも泣きそうな顔で懇願されると余計に感情を煽られてエスカレートしていく。この程度で終わらせるんなら最初からこんなとこでやったりしない。どうせ一回きりのチャンスだしやるなら徹底的にする、それは目の前のサムも同じ。