第13章 ❤︎ 岩泉先生の彼女と及川先生
「岩ちゃんがこのまま中で出したら妊娠しちゃうよ?まだ生徒なのにいいの?」
「せんせ…っ、お願い。孕ませて、下さい」
「…んな事、できるかよ」
「でもいちかは欲しくて欲しくて堪らないんだよ?中で出してあげなきゃイケないよ?だって岩ちゃんがこんな風に感じやすい体にしちゃったんだから責任取ってあげないとね」
「けど…っ、」
「なら俺が代わりに孕ませてあげてもいいんだよ?」
「や、めろ…」
「いちか、俺がイカせてあげようか?孕むまで出してあげるしそしたらもっと気持ちよくなれるよ?好きなだけイっていいんだよ?」
すでに正気を失いつつあるいちかは及川の言葉に反応するように動きが鈍くなる。及川を見つめるいちかの欲情の色に胸が張り裂けそうで……。
「いちか、俺に出して欲しい?壊れるくらいに犯して中に欲しい?」
「……ぁ、…やっ」
これ以上、いちかを壊さないでくれ……、そう叫びたかった。
「…及川っ、もう、…止めてくれっ。頼む」
「もー、岩ちゃん泣かないでよ。俺は別に岩ちゃんを虐めたい訳じゃないんだからさ。でも二人が気持ちよくなってくれないと俺がここに居る意味ないんだもん」
自分が泣いていることにも気付かなかった。色んな感情でぐちゃぐちゃになって理性なんてもうとっくになくて何が正しいのかさえ分からない。でも及川にだけは譲れない、それだけだ。
「…った。…分かった、から」
「いちか、聞いた?岩ちゃんがイカせてくれるって。じゃあ頑張ってもっと腰振ろうね」
「…うん」
及川に素直に従うように動きが荒く激しくなる。俺も応えるように腰を突き上げるとじゅわっと水音と一緒に潮が床を濡らしていく。
「せんせ、ぁ、だめ…。もうイッちゃう」
か細い声で鳴き涙でくしゃくしゃになっても喘ぎ続けるいちかを抱き締めることもできずにいちかの強い収縮の後、全身の拘縮が弾け飛んだ。
一回だけの射精では収まりは効かず、何度も奥で弾けるように続く。俺に体を預けるように項垂れたいちかは完全に意識を飛ばして、長い射精を終えた俺も意識が朦朧としていた。