• テキストサイズ

(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第72章 結婚するまで帰れません(1) 岩泉一


北「あかん、明日も朝から練習やろ?寝不足で練習したら熱中症で倒れんで?」
「楽しい時間はあっという間やね。なんか寂しいな」
侑「ほら寂しい言うてますよ?」
北「あかん。引き摺ってでも連れて帰る」
「ほな、次来る時は泊まりで来たらええやん」
治「いちかさん家で?」
「ボロいアパートやし広い部屋ないし雑魚寝でええんやった」
侑「全然ええっす!」
北「この二人が行くとやかましいで?」
「信介がちゃんとこの二人の面倒見んやで、もちろん」
北「……まぁそうなるわな」
「ほな次はそうしよ?次の約束あったら頑張れるやろ?私も時間とお金あったらそっち帰るから」
侑「絶対っすよ?」
「たまにバイト入ってって言われてるし、バイト代貯めたらこっちのお土産沢山買って絶対遊びに行くから」
侑「いちかさん、やっぱ俺好きすぎる」
「おおきにね。彼女できたら教えてよ」
侑「そっちで可愛い一年の子おったら紹介してください」
治「ちゃっかりしてんな。ほな俺も」
北「二人とも納得したな?ほな、時間ギリギリまで楽しもうか」
「うん、せやね」

俺やって望みがないなら説得してでも帰らせようって気がないわけやなかった。けどそれなりに楽しんでるみたいやしいちかが納得するまで頑張ったらええ。自分の気持ちよりもいちかの夢が叶う方が幸せに決まってる。

諦めないかんのは俺の方。けど正直、少しくらいは悔しい気持ちもあるけどな…。
/ 1333ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp