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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第69章 ❤︎ 黒尾鉄朗と岩泉一、どちらを選びますか?


「俺は気にしねぇから」
「そこは気にしてください」
「俺が待てねぇって言ってもか?」
「え……?」
「できれば柳瀬の全部知りたい」
「でも、ほら…、綺麗な体じゃないし」
「心配すんな。残さず喰ってやるから」
「………ほんとですか?」
「ああ。二言はねぇよ」
「じゃあ……、お願いします」
「マジで最高なんだけど。俺も久しぶりに楽しくなってきたわ。そうと決まればベッド行こうぜ」

ベッドの中心に寝かせて隣に腰掛けて柳瀬を見下ろす。少し表情の硬い、不安に揺れる瞳が俺を映す。今まで見たことのない表情に掻き立てたれる欲と理性。

「乱暴なことはしねぇから」
「はい。そこは絶大な信用があるので」
「なんでだよ。そこまで深い仲じゃねぇだろ?」
「ずっと仕事ぶりを見てきたので。恥ずかしいけど安心して体を預けられます」

シャツのボタンを一つ一つ外しながら素肌の面積を広げていく。柔らかな素肌、下着の淡い色、柳瀬への感情に気付いてからいつかは…と男として願い描いたことは確かにあった。空想の世界に溢れた甘い感覚よりも現実はもっと鋭かった。

「やっぱいちかは可愛いわ。なんで手放しちゃったんだろうな」

柔らかな髪を撫で始めると視線は向こうへと移る。自分とは違う男を意識されるだけでも湧き上がってくる独占欲に駆られる。

「そういうのは後にしろ」
「お喋り上手な男の方がいいのに?」
「俺はベラベラ喋りまくる男は信用できねぇんだよ」
「ああ…。なるほど。岩泉さんの相方もお喋りな方だったしな」
「それってアルゼンチンにいる及川選手のことですか?」
「そ。阿吽って呼ばれてたんだよ」
「へぇ、じゃあ仲よかったんですね」
「俺の話はいいから。もう全部脱がすぞ?」
「がっつくねぇ」
「時間が無駄なだけだ」

余裕がないわけじゃない。けどできるなら少しでも多く俺を意識してほしかった。ブラのフロントホックを外すと片手で収まるくらいの膨らみにピンクの突起がちょこんと着いている。
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