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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第68章 ❤︎ 青城3年とルームシェア


情欲に溺れる時間も経過とともに終わりを告げる。冷めているわけではないけどお互いに賢者タイムといったところか、ベッドの隅っこで2人シーツに包まれながら一静の腕を枕にしてB級のゾンビ映画をぼんやりと見ていた。このご時世にこんな映画をチョイスする私たちはきっとどうかしてる。

「俺の本音、言ってもいい?」
「急に何?怖いんだけど…」
「そんな変な話じゃないから」
「そうなの?ま、聞くけどさ…」
「俺、高校生の時からさ、いちかが他の男としてるとこたまに想像してた」
「十分変な話だけど…。って、え?前からそんな癖があったの?付き合ってから?」
「いや、付き合う前から」
「それはヤバいね」
「だろ?付き合う前はただの興味くらいに収まってたんだけど、付き合ってからが問題でさ。愛しさと嫉妬で理性が掻き乱されて、夜も眠れない時もあったんだよ。大事にしたいのに自分の興味は別の方向にばかり向いてしまうし、だから別れた後は内心ホッとしてた。いちかを傷つけなくて済んだから」
「待って待って。情報多すぎて全部理解できない。私のこと、性の対象でしか見てなかったの?」
「ううん、違う。むしろ好きだから自分の欲がエスカレートしてた。今思うと高校男子の性欲は桁違いだったなって。いちかのことは別れてからも忘れられないくらいずっと好きだったよ」
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