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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢
第1章 ❤︎ 指先に触れたもの 及川徹
迎えた最終日は三年と二年のチームでのゲーム練習がメインだった。俺の人差し指は軽い火傷みたいな発赤と鈍い痛みが残っている。余韻を引きずったままの俺とは正反対に先輩はいつもと変わらずマネージャー業をこなしていた。
ゲーム練習が始まる前、キャプテンが俺の名前を呼ぶ。当然、負けるつもりは一切ない。次期キャプテンの座も、このゲームも、いちか先輩も全部奪い取るつもりだから…。人差し指に残る小さな赤い印に唇を落としてそう誓った。
fin.
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