【名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした。
第3章 〜小波の魔法使い〜
蘭ちゃんも加えてやって来ました、真っ青で綺麗な海には遊んでる人がいっぱいいた。私達は一旦宿泊先のホテルに入ると水着に着替え、部屋に残ると言った父を置いて四人で海を楽しみにやってきた
母さんは色白でスタイルがいいからピンクの綺麗なパレオ、蘭ちゃんは可愛いワンピース、新一はシンプルに緑の水着、そして私はズボンとパーカーが付いたカジュアルな水着だ
まずは浜辺の空いたスペースを見つけ、私と母さんでビーチパラソルを設置しているのだが……
気づけばちびっ子達のはしゃぎ声が聞こえず、やたら静かだなぁと蘭ちゃんや新一が立ってる場所を見れば、いつの間にか二人で姿を消していた
椎奈「ねぇねぇ母さん、新一と蘭ちゃんはどこ?」
有希子「……え?うそっ、あの子達いなくなってる!!探しに行くわよ椎奈ちゃん!」
椎奈「う、うん!」
慌てて荷物だけ持って走り出した母さんの後ろを私も急かされて追いかける。一応この海のストーリーは知っているけれど、まさかこんなタイミングで逸れてしまうとは……さすがの行動力だよ新一。蘭ちゃんも無闇に親や保護者から離れ、他所に行かないように注意しないと。慣れない土地で迷ったら大変なんだから
そう思っては説教しないとと意気込んでいるけど、いかんせん新一達はなかなか見つからない。恐らく新一が赤井ファミリーと接触する筈なんだけど、事件が起こった事と重要な会話があったくらいしか覚えていないのだ
有希子「んもう!蘭ちゃん連れてどこに行ったのかしら新ちゃんのやつ!」
椎奈「あはは……。きっと何か気になるものでも見つけたのかもよ?集中しちゃってるのかも」
有希子「だからってもう……」
人が多すぎて手を引かれながら、私達が探し回ったけれどやはり見つからない。なので目撃情報を聞いてみようと色んな人に聞き回っていき、いよいよ運命の出会いを果たす時がきた……目の前に赤井ファミリーが揃っているのだ
……ぶっちゃけ言おう、ちっちゃな真純ちゃんが可愛い。口元をメアリーさんに拭いてもらってて、親子のやりとりに滅茶苦茶ほっこりするわ
そして優雅に寛ぐ赤井さんと、彼のそばにいる羽田秀吉が今は若々しい。当然のことだけどもこの家族、美形すぎやしませんか?