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【名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした。

第4章 〜若き桜達との邂逅〜



松田「まぁ、班長の親父さんがやろうとした事をやったまで…。そうだよな萩?」

萩原「ああ!実は班長の親父さんがヤクザ風の男にボコられてた時、俺もそのコンビニにいたんだよ!」

伊達「い、いたのかあの現場に?!」



なんと松田さんと萩原さんにも会えてしまった。流石にいきなり警察学校組と事件でに巻き込まれ、遭遇するとは思わず唖然となった。そして展開される話の内容は伊達さんの過去だ、昔警察を目指してる理由を聞いて知っている。悪を制圧できる強さに固執している事も……


そんなわけで私まで顔を俯けていると、降谷さんがこっそり近づいて来てすっかりハンカチを真っ赤に染める肩を痛ましそうに見ながら部屋を出させてくれた。そして怪我をしている私に気づいた諸伏さん達は愕然とし、慌てて救急車を手配してくれたり警察に電話で負傷者報告をしてくれた



諸伏「け、怪我人がいたのか!」

萩原「他に怪我人は?!応急措置は?!止血も出来てる?!」

降谷「他にはいない。一応圧迫させてはいるが、完全に止まっていないみたいだ!すぐに病院に連絡してくれ!」

松田「誰か救急と警察に連絡しろ!俺は色々道具探してくる!」

伊達「なら諸伏は俺とお客さん達の対応だ!降谷と松田は椎奈の応急措置、萩原は連絡係を頼む!」

四人「「おう!!」」



五人とも優秀で仲が良いだけあって凄い団結力がある、伊達さんの指示が出ると素早く動き回っていた。商品の中から道具を探してくれた松田さんは、私の服の肩辺りを鋏で切って止血し、血まみれだった傷の周りを綺麗にしたり、傷の消毒をしてくれた。正直めちゃくちゃ痛かったけど、大事な措置だからと頑張って堪えました


そして一先ず現場の対応を終え、後は警察と救急待ちになって改めて伊達さんの過去の話を聞く事になった


教えてくれた萩原さんの話によれば、例の事件は単独犯ではなくて仲間が複数いたらしい。伊達さんの父は気づいたのだ、他にも大勢犯人の仲間があるんだろうと。現場には子供や妊婦や老人もいて、もしも仲間の加勢や乱闘騒ぎがあれば他のお客達にも危害が及ぶ……。警察の到着も早かったらしく、早めに通報していた父親さんが足止めしようとしたのだ


その事をきちんと伊達さんに伝えた萩原さんは、彼の心臓部分に拳を当てる


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