第1章 1 部活
武田先生からのミッションを無事終えて、教室に戻った。
『なんかどっと疲れた...』
加「大丈夫か?」
『加藤...君のとこのSGから盛大に告白された』
加「はっ?!本郷先輩か?!」
『そう、一目惚れって。丁重にお断りしたけど』
加「もったいねーあの人顔良いし、性格はまあ熱血だけど、面倒見はいいから人気あんだぞ。うちのスタメンだしな」
『今マネ業覚えるだけで手一杯なんで』
加「まあめちゃくちゃ執着心強いからしつこいだろうけど」
『まじかよ』
断り方間違えた気がするな?
でも緑下先輩達の友達だし
下手なことは言えない...
放課後になり部活に向かった。
『お疲れ様でーす』
西「お!〜!」
西谷先輩が飛びついてくるので
構えて受け止めた。
『今日も元気ですね!西谷先輩!』
西「!俺を夕先輩と呼べ!!」
『夕先輩?』
田「あ、ずりぃぞノヤ!!」
ずるいとは...
「お疲れ様ー!」
体育館の扉が開いて、武田先生が顔を出した。
澤「集ごー...え?!!」
「紹介します、今日からコーチをお願いする鵜飼くんです!」
新しいコーチ。
どこかで見たことある気が...
田「え、でも坂ノ下の兄ちゃんだよな?」
「彼は君たちの先輩であの鵜飼監督のお孫さんなんです」
その言葉にみんな驚いていた。
無名だった烏野を全国で羽ばたかせた人。
そんな方のお孫さん。
鵜「さっさとやるぞ!お前らがどんな感じか見てぇから6時半から試合な!」
澤「え試合?!」
鵜「相手は烏野町内会チームだ!(ニヤ)」
すごい、色んなことが進んでいく。
『潔子さん、ドリンクやってきますね』
清「ありがとう」
いつもの全員分と、どれだけ来るかわからないから町内会チームの分も少し多めに作る。
運び入れていると荷物を奪われた。
「大丈夫か?」
『あ、ありがとうございます』
嶋「持つよ。いいなー、こんな美人マネージャー!羨ましい!」
瀧「それな、ねぇ名前教えて?」
『一年のです。よろしくおねがいします!』
瀧「まじか、めっちゃ大人っぽいね」
鵜「くぉら!!お前ら女子高生ナンパしてんじゃねーーぞ!!」
『あ、コーチすいません。お二人に荷物もって頂いて!』
鵜「いや、君は悪く無いから大丈夫」
嶋「ふーん、へぇー」