第11章 合宿1
荷物を入り口に置いて、あたしと実夢は
部屋に置いてくると
皆の声がする方へ行くと、早速動いている部員たち。
「お、お前らも来たのか。なぁ、柳
俺様の言葉を断って立海のマネージャーかぁ?あーん」
「げぇ」
「げぇとはなんだ」
「やぁ、跡部。鈴を虐めないでくれるかい?
彼女は立海のマネージャーなんだから」
「お前が、立海にいるとは思わなかったぜ。"神の子"」
そう言われた瞬間、部員たちの手が止まった
「え?は?どういうことだ?」
「ふふ。跡部からそう言われるのも懐かしいよ。
でも、俺も今は立海の監督だ。学校は違えど立場は同じようだね。"王様(キング)"」
「「キング!?」」
「あぁ。テニスをやっていた時の跡部の2つ名だ」
そうなんだ
「じゃ、ドリンクの用意してくる」
「あぁ」
キッチンに入ると蜂蜜にレモンがあって、ボトルにハチミツレモンを作っていく
輪切りにしないのは、レモンを食べやすくするため。
「さて、と。これで少し漬け込んでおけば大丈夫かな」
「柳」
「??何ですか。跡部監督」
「お前にそう言われるのも悪くねぇな。
お前を探しているぞ。涼雅が」
「そう、ですか」