第2章 先輩
「まぁ、いいんじゃない?あたしたちには
関係ないでしょ。どうせ」
そう言って食べ終わったのを片付けて
お昼寝の体制に入る
「鈴って、寝るの好きだよね」
そんな言葉を最後にシャットダウンしてしまった
「あれ・・・?ここ、屋上だよな?」
「あぁ。それがなんだよ」
「いや。あれ見てみろよ」
そう言われて除くと屋上にあるベンチに寝ている女の姿。
しかし、中学からであれば分かるが
全く知らない女であることに変わりはない
「おい」
「んー」
「おいっ」
全く起きる気配のない女をどうやって起こすべきか
コチョコチョをした相方に
はぁとため息をついた瞬間
「ちょっくすぐったい」
そう言って起きた女は今まで見た女の誰よりも
可愛いと思ってしまった