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夢の続き

第10章 プレイスタイル



お父さんもコートに入り
ダブルスの2人は、
まず、ブンちゃんにサーブ&ボレーヤーの特技として
ダブルスに選ばれやすいということを教えていた
相手が今はカウンターパンチャーであることも優位だということ。

「丸井さん。それは一体」

「カウンターパンチャーは絶対的なディフェンス何だよ。だから、後ろの方が動きやすい。
サーブ&ボレーヤーは、打つと前に出る習慣があるし、ネット際での攻撃が得意な分野だ」

そう言ったブンちゃんの言葉にはっとしていた浦山君と桜井先輩。

「だけどな。サーブ&ボレーヤーの後ろは、オールラウンダーの奴でも動きやすいのは、サーブ&ボレーヤーの動きを把握できているから後ろを全部任せられる」

確かに。まーくんはオールラウンダーだ。だけど
1ゲームも与えなかったのはブンちゃんが前を守って後ろでまーくんが守っていたから

お父さんの方を見ると、桑野先輩がものすごい汗をかいているのに対して、全く汗をかかないで練習をしているのがよくわかる。

「お前たちのダブルスの練習は、今度はジャッカルと柳生が暇なときに見せてやるよ」

それは、夏の合宿の事?

「はい」

そう言った4人の目が輝いていて

仁王先輩とお兄ちゃんの試合もまだ終わりそうにもなくて
奥を見ると、練習を終わらせたらしいお父さんと桑野先輩が戻ってきて

「お疲れ様です」

「あぁ」
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