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夢の続き

第9章 テスト



翌日、普段通りに起きて行ったあたし達。

学校に着くと、机が半分になっていて
この学校ではカンニング防止のために、
空き教室まで使用してクラスを半分ずつに分けて
テストを行う。
あたしと実夢
くるみとしずく
は別々にされる。

「柳妹と仁王妹が向こうだってよ」

「そっか」

それでも2トップを他の人に取らせないような努力もちゃんとしている

「一緒なんだ?」

「そうみたいじゃね」

「いつも、トップ5に入ってるもんな。柳と仁王は」

「ズリーよな。手加減を知って欲しいもんだぜ」

加減ね・・・

先生が入って来たと思ったら、せーちゃんで

「はぁ・・・」

ほんとに臨時講師受けてたんだ

テストの問題と回答を解いていく。
その答えを問題用紙にも記載する

「なんだ、今回も簡単じゃん」

古典は嫌いだけど、解いて行ってしまえばこっちのものなのだ

確認をする余裕まで出てくる。

「そこまで!後ろから回収を」

そう言われると、回収しに行く。

そんな休憩もなく、次の先生が来る。
どうせ、これと後1教科終わらせればいいだけの話だ

問題を見ると予想外の問題が

「何これ」

「えー。全然分かんねぇよ」

テスト中だって言うのに声を出している人物が数名。
だが、答えられない回答ではないことも事実だ

答えを記載して机に、突っ伏していると

「今はその時間ではないが?」

お父さん?
顔を上げると

「なるほど終わっているようだな」

「終わった者から、前に持ってくるように」

そう言ったお父さんは、あたしの回答を持って行ってしまった
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