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夢の続き

第7章 監督とコーチ



「あのデカい建物?」

「あぁ。あれが、もう1つの部室だよ」

そうなんだ

ガチャとドアを開けると、結構埃っぽい
慌てて窓を開けて換気をする

「流石だね」

「いや、こんな所でなんていたくないよ?あたし達」

「だろう?そのための空気清浄機だよ」

そっか

清浄機の設置を終わらせると
コートに戻っていったあたし達をお父さんが前で見ていて

「終わったのか」

「あ、うん」

「そうか」

まだ、走り終わっていない部員たち数名を見ているのだろう。意外と10周は大きいのかもしれない

「終わったー」

そう言った部員たちを横目に

「では、素振りを100回」

そう言った瞬間、素早く始めた素振り。

「ふむ」

これで何か分かったのであろうお父さん

100回の素振りを終えたところでへばった部員たち

「随分、軟じゃね?俺達、この倍やってたよなぁ?
しかも、手首と足首にパワーアングル付けて」

「あぁ」

「「嘘だろ・・・?」」
「これの倍の量」
「しかも、アングルまでつけて・・・?」

「ふふ」

「面白いか?」

「うん。そこそこには。間近でもっとすごいテニス見てるから何も言えないけど」

「そうか」

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