第7章 監督とコーチ
「明日から練習が休みにい入ってしまう前に。と思ったのだがな」
そう言ったお父さんの言葉に
走り出した部員たち
「赤也の奴も呼ばれたかった。っつってたぜぇ」
「はは。赤也には夏の合宿に参加してもらうつもりでいるよ」
「そうだな」
「鈴。実夢」
「「はい?」」
「俺の車から、空気清浄機出して、部室の空気の入れ替え頼んだよ」
「あ、はい」
一応、部室の窓全部開けてきたんだけどなぁ
せーちゃんから車のカギを預かると、後ろから、清浄機を2台取り出す
「台車があって助かった」
「ほんとだね」
台車で部室まで持って行くと
せーちゃんが待ち構えていて
「あれ?見ていなくていいの?」
「今は蓮二と丸井がみてくれているからね」
「あ、なるほど」
1台を中に入れると空気清浄機を素早く稼働させたせーちゃん
「もう1台は?」
「向こうの部室」
向こう?そう思ったのは、あたしだけではないようで