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夢の続き

第7章 監督とコーチ



部室の窓を全開にして空気の入れ替えを行いながら
ドリンクを作りに行く。

「やぁ」

「せーちゃん?早いね。もうそんな時間?」

「いや。まだ若干早いかな。
声をかけた人物もまだ来ていないようだしね」

声をかけた・・・かぁ

「ねぇ。なんで臨時講師なんて引き受けたの」

「何だ気付いていたのかい?」

「あたしたちは。くるみとしずくは気づいていなかったけど」

「あの仁王の娘にしては珍しい」

「そうなんだ?」

「あぁ。そろそろ来る頃かな」

ゾロゾロと集まり始めた立海テニス部の部員

「本当に監督をするんですね」

「あぁ」

ジャージに着替えて来た部員たち

「すまない遅くなった」

「お父さん」
「蓮二。仕事かい?」

「あぁ」

他の部員たちは頭に?が浮かんでいる

「アイツはまだ来ていないのか?」

「え?」

「アイツ?」

アイツって誰の事だろう?そう思っていたのだが

「まぁ、アイツがいなくてもおおよその把握は出来るだろう」

「「??」」

「そうか。それは任せるよ」

「あぁ。それと、実力主義の俺達だから出来ることもあるしな」

「へ?」
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