第6章 机の落書き
気持ち悪いんだ?
「くるみもしずくも知ってるはずだよ。おそらくは」
「は?」
「まぁ、やっていても可笑しくはないけどね?
あの人たち一応持ってるし、教員免許」
「だから」
「朝来たでしょ。幸村精市と柳蓮二」
「あーうん。来てたね」
「その2人が」
「多分ね。先生の言ってる臨時講師。あの2人だったら教員免許も持ってるし、お父さんに関しては、苦手科目ないし」
「うわ。いーなーそんなお父さん」
「でしょう?じゃあね。そろそろ行かなくちゃいけないから」
そう言って、テニスコートに行くと、まだ、練習は始まっていなくて