第5章 マネージャー
「お母さんは、あの人が何を言おうとしてたか分かるの?」
「勿論。中学、高校と一緒だったんですもの。」
「お前は、心に"俺の奥さんになって欲しい"と未だに言うのだろう?」
「「は?」」
「うぅー・・・・」
「赤也、いい報告があるぞ」
「なんっすか」
冷蔵庫から例のお肉を出して衣をつけ始める
「鈴と実夢が、立海付属に入学してな」
「へぇ」
「で、男子テニス部のマネージャーになるのだが」
お父さんがそう言った瞬間、ガタッと立ち上がった
モジャモジャ頭の人
「は!?あれだけやらせねぇって」
「まぁ、落ち着け。
そこでだ。精市が監督に入るということで、了承してもらっただけだ。
お前も知っているだろう?夏の合宿」
「あぁ。覚えてますけど」
「お前には、それに参加してもらえると助かる」
「何で」
「俺まで。とお前は言う。大丈夫だ。お前だけではない。
俺達OB全員参加の合宿になる」
「「え?」」
「驚いているようだな。鈴」
「そりゃ、もう」
可愛い部屋着を持って行かなくちゃいけないじゃん!