• テキストサイズ

夢の続き

第5章 マネージャー



「でも、その前に」

と言ったせーちゃんが持ってきたのは
空気清浄機。

「何でこれ?」

「部室の空気の循環が悪すぎる」

なるほど。もう、部室は見てきたんだ?

「それでもあたしたちにやれって言うんだから
不思議なもんだよね。せーちゃん」

「ん?当り前だろう?
蓮二が心配しているのは、鈴の方だよ」

あたし?

「実夢は意外と蓮二に似て頭が切れるからね」

「頭がいいのは知ってる」

「答辞を呼んだのは実夢だろう?」

「なんでそこまで」

「蓮二が言っていたよ」

あ、そうっすか

「それと、あの昨日の男がきっと
鈴を気に入っているとも」

・・・
「は?」

「なんだ、気づいてないのは鈴だけだったんだ」

「いやいや。気づかないし
ましてや、そんなの言われても困る」

あたしにはブンちゃんがいるんだもん!
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp