第5章 マネージャー
「下。来てるよ」
「は?」
実夢も下を見てため息をついてしまった
「何で来たんだろう」
「さぁ。でも、暇になるとは言ってたけどね」
「嘘?じゃあ」
「引退してきたんじゃない?
呼び出しされる前に行こっか」
「そうだね」
先輩たちは下を見て放心している状態のままだ
屋上を出て、下に行くと
仁王の姉妹、くるみとしずくが既にいたけど
せーちゃんの眼中にはないらしい
「「せーちゃん」」
「やぁ」
「やぁ。じゃなくて、なんでいるの」
「んー?立海テニス部の監督でもやってやろうかと思って」
へ?
「あぁ。1つ言っておくとしたら、アイツ(蓮二)は知ってるからね」
「はぁ!?」
「ついでにあのブタ(ブン太)も知ってるから」
「ブンちゃんをブタ扱いしないで」
「えー?」