第5章 マネージャー
「で、そこで。あの2人から」
「「ん?」」
何か
「嫌な予感がするのは、あたしだけかなぁ?鈴」
「いや。同じ意見」
「ふふ。そんなに悪い話ではないと思うよ?
俺が監督になるってことは、2人も
入っていいってさ」
「「遠慮しておきます。」」
「あたしは部活にも入るつもりないから」
「えー」
えーじゃないんだけど
「じゃあ、昨日の写真、ばらまくよ?」
「それが大人のすること?せーちゃん」
若干、魔王様が降臨している気もするけど
「何で、あんたが」
「バっ」
「鈴。実夢」
「げっ」
この言い方をするときはもう、決定事項の時だ
「マネージャーよろしく」
「「はぁい」」
「わぉ」
「俺達が、半年言ってもやらなかったのに
この人が言った瞬間、返事しやがった」
「ふふっ頼んだよ。立海の参謀としても」
「それは遠慮したいなぁ」