第5章 マネージャー
実夢と学校に行くのに
家を出ると、車に乗って待っていてくれたブンちゃん
「あれ?」
「もう行ったのかと思ったか?」
「うん」
「んな分けねぇだろぃ。2人とも送ってやるから
乗ってけ」
わーい
遠慮なく、助手席に乗ると笑っているブンちゃんの姿
後ろに実夢が乗ったのを確認すると
車を出してくれた
「しっかし、さすがだよね。ブンちゃん」
「んー?」
「いろんな女の人が寄って来そう」
「はは」
あっという間についた立海大高校
「相変わらずでけぇな」
「ふふ」
「なんだよぃ」
「そんな学校を出た人が何を言ってるんだか」
「うるせぇ。頑張って来いよぉ!」
「うん。行ってきます」
そう言って車を降りて入った立海
「随分な登校だな?柳」