第12章 元カレと氷帝学園
6日前
今の立海はきっと、お父さんたちの時代の時ぐらい強くなっているのかもしれない。
最初は立っていられないほどだったのに、今じゃ練習が終わっても立っていられるだけの力が残っている
「随分、力を付けたようだね。皆」
「監督?」
「じゃあ、俺達3人を1人ずつ相手にして行こうか」
え?
そう言ったせーちゃんの手にはラケットが握られている
「どう言うこと?」
「幸村は、俺達の時の部長ナリ。今はいないが
当時の、幸村・真田・柳をまとめてビッグスリーと呼ばれていたぜよ」
ビッグスリー?
「「あの3人が?」」
「あぁ。跡部が言っていただろう?"神の子"」
「そう言えば」
「お前さんらが知らないのなら教えてやろうかのぉ」
「まーくん?」
「"神の子"幸村精市。"皇帝"真田弦一郎。"達人(マスター)"柳蓮二」
お父さん、そんな実力者だったの・・・?
「お前たちも付いているだろうが。2つ名が」
「弦ちゃん?」