第11章 合宿1
「跡部監督はそれも知ってて、鈴にマネージャーをさせようとしてたの
でも、氷帝の部長が未だに、鈴を探してるってそう、跡部監督は言っていた。
跡部監督に、鈴は伝言を頼んでいたみたいだけど、それまでは聞き取れなかった」
「なるほど」
「戻って来た時の浮かない表情は、それか」
「せーちゃん?」
「でも、今は立海で前を向いているじゃないか」
「弦ちゃん・・・?」
「そうだね。そこで氷帝のマネージャーなんてしていなくて良かったよ」
「せーちゃん?」
「でも、探しているって言うことは、向こうはまだ諦めていないということになるでしょうけど」
「そうだな」
ここが、東京なら、涼雅に再開する可能性もある。そんな事忘れてた
「あたし、もう一度氷帝に行ってちゃんと話してくる」
「鈴!?」
「大丈夫かい?それで」
「向こうが、納得してくれなくても今のこの現状が事実だから」
「まぁ、そうだね」