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オタク女子の取扱説明書

第1章 序章


20〷年4月

女子1「樹~、遅刻だぞ~ww」

樹「うっせ」

去年同じだったクラスの女子が階段上から声をかけてくる。

女子2「そういえは樹、今年は3組だってね~。教科書忘れたとき助けてね~」

樹「まじ?そういえばクラス表見てねーや。てか学校あんま来ねーやつに期待すんな」

女子2「えーwwいいじゃんww」
女子1「てか、見てないのに何で階段上がってきた??」

樹「知らね、去年見たことあるやつらが階段上がってきてたからだたついてきた」

女子1「それある意味ストーカーでワロタwww」

樹「言ってろ」

そうして俺は適当に話をしたところで自分のクラスに立ち入る

???1「樹じゃーん!今年も俺ら一緒だぜ☆よろぴく☆」

樹「…誰だ、変質者を学校に入れたやつは」
???2「あ、俺だわ」

こいつらは去年同じクラスだった【井岡 緋色】と【滝 陽介】

緋「いやいや!変質者ではござらぬぞ!正真正銘、井岡 緋色様だぞえ」
陽「そういうところが変質者扱いをされるってそろそろ気づいたほうがいい」

やつらの漫才(?)を聞き流して俺は黒板に張り付けている席順表をみる

おれは…

緋「樹の場所は、伊吹さんいう子の隣で俺の斜め後ろ~」

樹「誰か席交換しないか?」

伊吹がどういうやつかはさておき、このあほと近くの席だとあほがうつってしまう←w

ガラッ

先生「お?珍しく玖島朝から来てたのか。早く席につけ~。」

チッ
樹「せんせーが始業式ぐらい朝からこいって親通してい言ってきたんだろーが、おがげで朝から母親に叩き起こされたが」
先生「はははw!たまには早起きしないと年とってから大変だぞー」

チッ(2回目)

俺は自分の席と思われる場所に腰を下ろし、ふと隣を見た
そこには



クッッッソ地味なメガネ女子が座っていた

樹「お前が伊吹さん?」

伊「ひぃ!(ビクッ)そ、そうです…」

樹「誰もとって食いはしねーよ」






このとき地味な印象でしかなかったこの相手がこの後街中で再び会うとは思わなかった。
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