第2章 合縁奇縁
~紗羅~
新学期からしばらくたったある日…
紗(どうしよう…どうしよう…どうしよう…)
皆さん…。なんで私がこんなに焦っていつのか不思議?
たぶん、運動が得意な人は好きなイベントだが、残念ながら私は決して運動が得意ではない部類の人間の為めちゃくちゃテンションがだだ下がりなのである。
委員長「では皆さん、ただいまから今年の校内球技大会の各競技の参加メンバーを決めたいと思います。今から白い紙を渡していくので黒板に書いてある競技の名前を書いて一番後ろの席の人が回収してください。」
そう…。今年もやって参りました。
校内球技大会…。
授業がないのはありがたいけど運動は…運動だけは勘弁してほしい…。しかも黒板に書いてある球技は…。
・野球
・サッカー
・バスケ
・バレー
・テニス(男女ダブルス)
どうしよう…
どれも参加したくない~…
野球は飛んでくるボールが怖くて取れないからみんなに迷惑がかかるし、
サッカーは突撃されたら、私なんか一発でこけて骨折しそううだし、
バスケは狭いコート内をたくさん走らないといけないし
バレーは飛んでくるボールを受けるの怖いし
テニスは男子とダブルスの時点で無理
でも書かないといけないから…
私はこの中なら強いていうならこれといったものを記入して後ろから来たクラスメイトに紙を渡した。
緋「なぁなぁ、樹。お前何にした?俺バレー。」
樹「委員長~。俺やっぱ変えていい?」
緋「おい!wそれはお前もバレーってことでいいんだなw」
樹「お前と一緒の時点で疲れるわ。委員長~」
委員長「集計してから変えてもらっていい?」
樹「えー、それは絶対めっちゃ動くのにされるじゃん」
委員長「仕方ない、平等にしないといけないからね」
委員長…。私も変えたい…。
ー-------
作者コメント
皆さんこんばんは(現在2022年3月20日21:34)
ここ最近不定期で申し訳ございません。
本業が繁忙期を迎えてましてなかなか時間を見つけて執筆活動できてないし、本日、私3回目のコロナワクチンを打って参りました。現在左腕がめっちゃ痛いです。
私の周りで高熱が続く人等がおり明日以降の体調が少し不安です。
明日本業が休みなので大量更新しようと思っているのですが、更新できていなかったら熱でぶっ倒れていると思ってくださいw