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オタク女子の取扱説明書

第1章 序章


陽「だから樹はともかく俺を勝手に不良にすんなってw」

緋「そうだそうだw」

樹「なんだよ。俺はともかくって。」

紗(私からしたらお三方はめっちゃお近づきになりたくない部類です…!)
千「いや、あんたが不良じゃなかったらうち等チョー優等生だから」

伊吹は自分の席に向かい高橋に貸し出す為に教科書を机から出した。
その歩いてくるときに俺の横を通ったとき、ふとどこかで嗅いだ匂いがした。

紗「はい、ちーちゃん」

千「ありがとー♡こいつらに虐められたり絡めれたら私に言うんだよ。私がコテンパンにしてあげるから」

緋「高橋容赦ねーw」

陽「そろそろ始業のチャイムがなるころだから自分の教室に戻ったらどうだw」

陽介たちがそう言って高橋は「はいはい」と言って自分の教室に帰って行った。

陽「さて、俺も自分の席に戻るか」

陽介が自分の席に戻っていったが緋色が伊吹の席に向かいあっていた。

緋「伊吹さんって高橋とダチだったんだね」

紗「あ、ちーちゃんとは同じ中学校で3年間一緒だったの…。井岡くんたちもちーちゃんと知り合いだったんだね。知らなかった。」

緋「あー、俺たち幼稚園から小学校一緒だったからねw中学から高橋は受験して神楽女子の中等部に入学していったんだけどねw」

そーいや、あいつ中学は別だったな。
神楽女子は流石に俺でも知っている学校だな。
こいつもそういうお金持ち出身ってわけか

紗「そ、そうなんだ~」



全然そんな風に見えないがな



緋「てか、神楽女子は大学まであるエスカレーター式の一貫校なのに、なんで区立の学校を受験までして入学したの?」

紗「そ、それは…」

樹「緋色、そろそろやめとけ。高橋や伊吹だって知られたくないことはあるだろうが」

緋「えー、高橋にも一年の時聞いたけど、どうだっていいでしょってごまかし食らったんだもんw」

樹「ごまかされてる時点で喋りたくねーんだよ。だから女子にモテねーんだよ」

俺が思ったことを言うと緋色が「ひどっ!」とさけんでいたタイミングで教室のドアが再び開いた。

国語担任「うるさいぞー井岡。廊下まで駄々洩れ。」

緋「いやん、淳ちゃん俺の声響いてた?緋色恥ずかしw」

国語担当「よし、井岡だけ課題他のやつの5倍出してやんよ」

緋「いやいや淳ちゃんそれはやめてW」

本当にうるさいやつだなとつくづく思う。
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