第1章 〜片想い〜
〜春奈〜
なんだか…凄く心地の良い夢を見た気がする…
朝、目が覚めると私は竜平の腕の中だった…
そっか…私昨日…
竜平「っ起きたのか…」
私「っ…うん…」
竜平「…もう帰れ…」
私「え…」
竜平「お前にはもう二度と触らねぇ…」
…ここまでして…
私「…っ馬鹿‼︎ここまでして何でっ何で今…」
私は身体が辛い中、服を整えドアへ向かった…
竜平「最後の記念にやるよ…」
私「なにをっ」
竜平「それ」
竜平が指を指したのは私の腕…目を向けるとブレスレットだった…
私「…っ」
私は竜平の家を出た…