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【東京リベ】Break down【三ツ谷隆】【ドラケン】

第3章 抗争


 


side.三ツ谷隆





愛美愛主の奴らはボロボロにされてっけど、名前に怪我はなさそうだ。


息を切らしたドラケンと名前が俺らを見る。





「おう。三ツ谷。タケミっち」

「はぁっ…やっと来た。はぁっ…遅いっ。はぁっ…あー。疲れたー」





愛美愛主もドラケンと名前も。

一旦、喧嘩の手を止めた。


側にはエマもいる。


無事で良かった。



問題は…





「ペーやん。テメー!何、愛美愛主とつるんでんだよ!」

「うっせえ。三ツ谷。テメーも殺すぞ!」

「ああ?」





俺が睨んでもぺーやんは引く気はなさそうだ。





「ぺーやん卑怯だよ!いきなりバットで襲ったり。こんな大勢連れて来て!それでも男!?」





エマが叫ぶ。





「あー。疲れた」

「ドラケンくん。大丈夫っスか?」

「さすがに限界か…」

「えっ?あんた。息切らしてないじゃん」

「バカヤロー。血出てんだろ。軽く脳震盪だっつーの」

「まあ。バットで殴られたらそうなるね」





軽口を叩くドラケンに、名前が肩を貸して。

エマの元まで連れて行った。


いつの間にか仲良くなっている名前とドラケンに。

ちょっとヤキモキする。





「あとは頼むぞ。三ツ谷」

「ウッス」





俺はドラケンの代わりに前に出た。


 
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