• テキストサイズ

【東京リベ】Break down【三ツ谷隆】【ドラケン】

第15章 Never say good bye


 


side.三ツ谷隆





それから色々な事が遭った。



聖夜決戦に関東事変。



また大切な人が死んだよ。



正直、名前が日本を離れて、海外にいたのは救いだったかもしれねぇ。


だってお前には、エマの死なんて耐えきれなかっただろ?



最高にいい時に東卍は解散した。



俺は本格的にデザイナーの道を歩み始めてる。

将来は小さいアトリエなんて持てたらいいな。

なんて思ってるよ。



俺は夢に向けて走ってるけど、名前はどうなの?

『お嫁さん』だっけ?

お前は男前だから、いい人が見つかるか心配だよ。











月日が流れるのは早くて、俺はとうとう18歳になった。




約束通り。

タケミっちに教えて貰って、バイク屋に来たよ。



大型の免許を取ってたから、7月の上旬になっちまったけど。



ここには、懐かしい名前の400FOURが置いてあってさ。

思わず泣きそうになる。





「あれ?お客さん?」

「ああ。はい。これ。苗字名前って子にプレゼントされたんです」





俺は貰った鍵を店員さんに見せた。


 
/ 177ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp