第44章 雨上がり種植えつけられる✳︎煉獄さん※裏表現有
ビクビクと痙攣しながら、私の中に、杏寿郎さんの熱い欲が放たれていく。
それが私の中を満たしていく感覚に
……幸せ…
そう感じながら
「……杏寿郎さん」
甘えるように、その愛おしい名を呼ぶ。
「どうした?」
杏寿郎さんが、一度吐き出しても尚冷めない熱を孕んだ瞳で、私のことをじっと見おろしている。私はその熱を更に上げようと
「…杏寿郎さんがくれた子種…こぼれて出てしまいそうなの…だから…もっとたくさん…くださいな」
杏寿郎さんに負けず劣らず欲を孕んでいるだろう瞳でじっと見つめ返し、そう囁いた。
杏寿郎さんはそんな私の言葉に
「…っ…!」
目を大きく見開いた後、今度はスッと怪しく細め
「……君がもういらないと言うまで…たっぷりと注いであげよう」
私のソコに、完全に硬さを取り戻したソレを当てがいながらそう言った。
その後
「…あ…っ…も…ふ…っ…む…りぃ……」
「…無理じゃない…」
「…だ…もっ…いい…んぁあ!」
「ほら…っ…頑張れ」
”もういらない”
そう言っているのにも関わらず、杏寿郎さんに熱い熱い欲を注がれ続けてしまっ事は、言うまでもないだろう。
-完-