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鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第31章 2人で初めてのmerryXmas♡extra※裏表現有


私の中から指を引き抜いた杏寿郎さんの顔がふっと目の前に現れたかと思うと

ちぅぅぅぅう

杏寿郎さんは、左肘を私の顔の横につき激しいキスを落としてくる。

まだ絶頂の余韻から抜け出すことの出来ない私は


「…ん…ふぅ…」


杏寿郎さんのされるがままにキスを受け入れる他なかった。

そしてその直後。

私の入り口に何かが触れた事を認識するや否や


「…っんぅぅぅ!?!?」


杏寿郎さんの熱くそそり立ったソレが私の中へと一気に挿入された。

ちゅっ

と、音を立てて杏寿郎さんの唇が離れていくと同時に


「…あぁあ!…はっ…やぁぁ…!」


激しく身体を揺さぶられ、自分でも聞いたことのないような声がひっきりなしに口から漏れ出てくる。


「…気持ち…いいか…?」 


眉間に皺を寄せ、額に汗をかきながら悩ましげな顔で私を見下ろす杏寿郎さんは、信じられない色気を放っていた。


「…ん…きもち…っ…すご…ん…もっと…」

「……可愛が…すぎるぞ…っ」


杏寿郎さんはそう言うと、私の両腕を掴み、グッと身体を起こしあげ、自分はベッドに横になる。


「…んやぁぁあ!…だっ…んぅ…っ…」


それから私の身体を下から激しく突き上げた。

あまりの気持ちよさに、ぐにゃりと前に折れるように背中を丸くしてしまうと


「…こらっ…ちょっとは…頑張れ」


杏寿郎さんにそう咎められる。


「…んっ…むり…っ…です…や…はぁ…」

「…しかたの…ない子だ…」


杏寿郎さんはそう言うと、私を下腹部に乗せたまま、まるで私など乗っていないかのようにいとも簡単に起き上がった。

激しい突き上げが一旦止まり、息を整えていると


「ほら。俺の首に腕を回すといい」


そう言って杏寿郎さんは、私の両腕を取り、自分の首へと回させる。


「…ん…」


私はそれに従い、力の入らない腕でなんとか杏寿郎さんへとしがみつくように腕を回す。


「離してはだめだぞ?」

「……はい」


私の返事を聞いた杏寿郎さんは、ちゅっと軽く私にキスを落とし


「…っあ…や…これ…っ…はぁ…」


お互いの身体と身体をピッタリと密着させ、再び私の身体を下から突き上げた。


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