第31章 2人で初めてのmerryXmas♡extra※裏表現有
無事に両方とも脱がせると、杏寿郎さんの鍛え抜かれた上半身が露わになり、何度も見ているのにもかかわらず
ほぅ…
と、思わず目を奪われてしまう。
その時ふと目に入った、杏寿郎さんの、私のものと比べるとかなり小ぶりにも見える胸の中心にあるソレ。
…ちっちゃくて…可愛い
私は杏寿郎さんのズボンではなく、すぐそこにある杏寿郎さんの胸へと両手を伸ばし
キュッ
「…ッこら!」
左右同時につまんでみた。
そのまま、クニクニと何度もつまんでみるが、杏寿郎さんは1番最初に私を咎めるような言葉を発して以降、なんの反応も示さない。
「…あれ…?…私はこうされると…すごぉく…気持ち良いんですけど…杏寿郎さん…そうでもないんですねぇ…」
ヘニャリと笑いながら、左右の親指と人差し指でつまんでいたソコから杏寿郎さんの顔に視線を向けると
「…っ…!」
今日1番のギラつきを放つ、熱く燃えたぎるような目と視線がかち合った。私と視線があった杏寿郎さんは、にっこりと満面の笑みを浮かべ
「確かにすずねは俺がここをこうすると…」
「…んぅ…っ…は…」
「とてもいい反応を示してくれるな」
私の左胸の中心を、私が先ほど杏寿郎さんにしたのと同じような手つきでクニクニと愛撫し始めた。それと同時に、空いている逆の手一本で私の両手を頭上でまとめあげる。
「酔っ払いの悪戯っ子には…お仕置きが必要だな」
ニッコリと人のいい笑みを浮かべる一方で、米神にほんのりと青筋を浮かべている杏寿郎さんのチグハグな表情が面白く
「…ふふっ…杏寿郎さんったら…怒ってるんですか?…笑ってるんですか…?…面白い…」
フニャフニャと笑いながらそう尋ねた。
すると
「…笑っていられるのも…今のうちだ」
何やら杏寿郎さんの口から物騒な言葉が発せられた気もしたが、酔っ払い、きちんと活動していない私の頭では、自分の置かれている状況を、十分に理解することが出来なかった。