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鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第31章 2人で初めてのmerryXmas♡extra※裏表現有


「…ん…脱ぎます…」


そう言いながらゆるゆるとした動作で立ち上がり、自分の下半身が胡座をかいている杏寿郎さんの目の前にあることなど少しも気にせずにズボンと下着を両方掴み、左足から一気に抜いた。

脱ぎながらふと杏寿郎さんの顔を見ると、今日何度目かわからない大きく見開かれた目をしながら、右手で口を覆い隠していた。


「…どうか…しました…?」


回りにくい舌を動かし、そう尋ねると


「…糸を…引いている…」


杏寿郎さんがそう答えた。酔いがかなり深く回っているせいか、杏寿郎さんの言っている意味がいまいちよく理解できず


「…糸…?」


残っている右足を抜き去りながらそう尋ねた。


「…あぁそうだ」


杏寿郎さんはそういうと、先ほど私の唇から溢れた赤ワインをなめとった時と同じように


つつつー


「…っ…擽ったい…」


私の膝あたりから、太ももにかけて舌を這わせていく。そしてそのまま


ペロッ


「…んぁっ…」


トロミのある液が溢れて止まらない場所を一度だけ舐めた。 


「糸の発生源はここのようだな」


そう言って私を見上げる杏寿郎さんは、それ以上はしてくれるつもりがないらしく、私の腰を掴み、艶めかしい笑みを浮かべるのみだ。


「…それだけ…ですか…?」


甘えるようにそう尋ねると


「…して欲しいか…?」


杏寿郎さんは興奮を抑え込むような、先ほどよりも低い声でそう尋ね返してきた。


「…ん…して…気持ち良く…して…下…っあぁあ!」


私が言い終わるよりも前に、杏寿郎さんは左手は私の腰を掴んだまま右手で私のソコをほんの少し広げ、私が1番気持ちいいと感じてしまうソコに舌を這わせた。

しつこく舐めたりチロチロと小刻みに揺らすようにして与えられる快感に


「…あっ…はぁ…やぁ…っ…」


声を抑えることなどと言う発想は全く浮かんでこず、ただただ恥ずかしい声がひっきりなしに出てしまう。


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