第23章 呪いの言葉、つるぺったん✳︎煉獄さん※裏表現有り
「…え…でも、まだ全然湯に浸かってませんよね?」
不思議に思った私がそう尋ねると
「今は湯船よりも君ともっとまぐわいたい」
杏寿郎さんは、私の目を熱く見つめながらそう言った。
「…へ?」
思わず私の口からおまぬけな声が漏れてしまい
…今…終わったばっかりだよね…?
そう思いながら恐る恐る杏寿郎さんの顔から下半身に視線を下ろしていくと
「…っ!?!?」
杏寿郎さんのソコは先程私の背中に子種を出したとは思えないほどに元気にそそり立っていた。
…嘘でしょう?
「忘れたか?俺は2度も君に避けられた。その分を取り戻すまで、今日はまだすずねを離せそうにない」
そんなことを欲を色濃く孕んだ瞳をしながら言われてしまえば
無理です
なんてや私が言えるはずもなく、自分でやるから大丈夫だと言っているのにも関わらず身体を洗われ、ついでだと再び胸を指圧(もうただ嬉しそうに揉んでいただけだ)され、大して身体も拭かないまま布団へと連れていかれ
「…まだまだ収まりそうにない」
「…っ…勘弁してください…!」
「中には出さないから安心するといい!万が一先に子ができてしまうような事があれば、胡蝶に叱られてしまうからな!」
「そういう事を言いたいんじゃないですけど…!?」
杏寿郎さんが満足するまで、何度も何度も絶頂を味あわされるのだった。
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濃密に愛し合い、夜通しの任務明けの杏寿郎さんと、激しく愛してもらいすっかりと疲れ切ってしまった私はそのまま布団でくっついたまま眠ってしまった。
その後空腹で起きた杏寿郎さんにとても申し訳なさそうに起こされた私は、まだダルさの残った身体のまま味噌焼きおにぎりとお吸い物を作ってあげた。その際に、昼餉と夕餉に使えそうなものがないか確認してみが、杏寿郎さんは普段全く料理をしないし(正確に言えば出来ないし大惨事に繋がるので極力させない)、杏寿郎さんを満足させられる分は到底なかった。